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【COOインタビュー】メンバー全員で創るスタジオDIVAの未来 #Dカラ_007

こんにちは。株式会社D・A・G公式note『D.COLORS』編集部です。
D・A・Gをカタチづくるカルチャーを紹介するコーナー『D.CULTURE』。
今回登場するのは、当社取締役COO二本松 克巳。 2021年に六本木ヒルズ内に新設した自社デジタル・アートスタジオ『DIVA: Digital Art Studio Roppongi』を中心とするデジタルスタジオ事業部門の取り組みや、求める人材についてインタビューしました。

二本松 克巳 (Katsumi Nihommatsu)
ー 株式会社D・A・G 取締役COO 兼 デジタルスタジオ事業部 事業部長
テレビ制作会社等を経て2004年株式会社D・A・G入社。制作進行部門立ち上げ後、幅広いプロジェクトのプロデューサーを歴任。2008年ロサンゼルス支店開設に従事。2013年取締役就任。2021年よりデジタルスタジオ事業部 事業部長を兼任し、同年新設したデジタル・アートスタジオ『DIVA: Digital Art Studio Roppongi』運営責任者を務める。

CGの可能性に惹かれD・A・Gへ

ーこれまでのご経歴と、現在の担当業務について教えてください。

二本松:
私は大学卒業後、プログラマーを経て、テレビ番組の制作会社に勤めていました。そのとき、番組のオープニングシーンのタイトルバックを3DCGで作る機会があり、「これはすごい! CGって面白い!」と強烈に感じたんです。3DCGに強い興味をもって、すぐにCGプロダクションの求人を調べたら、一番最初にヒットしたのがD・A・Gでした。
実は、D・A・GにはCGデザイナー志望として応募したのですが、面接で代表の酒井と話をするなかで、クリエイターのサポートやプロジェクトを進行するポジションのほうが自分に合っていると感じ、2004年に制作進行として入社しました。入社以来、制作進行業務を行い、クライアントとの折衝や予算・工数・人的リソースの調整などを行うプロデュース室の立ち上げなどを担当しました。
現在は、取締役COOとして経営判断や会社全体の意思決定に関わるほか、2021年に新たに立ち上げたデジタルスタジオ事業を統括しています。


スタジオDIVAの現在

ー新たにデジタルスタジオ事業を立ち上げた目的について教えてください。

二本松:
かねてからD・A・Gでは、CGプロダクションとしての高みを目指していくために、ハイクオリティな映像制作が可能な自社スタジオの必要性を感じていました。自社スタジオであれば、時間やコストなどの制限無く存分にアイディアを試し、「映像表現の可能性の追求」に好きなだけ取り組むことができるからです。
そこで、2021年にデジタルスタジオ事業を立ち上げ、その根幹となる自社のデジタル・アートスタジオ『DIVA: Digital Art Studio Roppongi』(以下、スタジオDIVA)を新設しました。


ースタジオDIVAは、どんなスタジオなんですか?

二本松:
スタジオDIVAは、六本木ヒルズ内という都心にありながら、総面積220坪のワンフロアに「バーチャルプロダクションスタジオ」(以下、VPスタジオ)と「モーションキャプチャースタジオ」(以下、MCスタジオ)の2つの機能をもつスタジオです。
VPスタジオは、ゲーム開発でも利用するUnreal Engineをベースにした『Zero Density Reality』という最新システムを導入し、ダイナミックなカメラワークやハイレベルなリアルタイム合成を実現することが可能です。
MCスタジオは、広大な撮影空間に加えて業界最高峰モデルのカメラである『VICON Vantage V16シリーズ』を88台設置し、最大16人(手指の動き含む)の同時収録を実現しています。

総面積220坪のワンフロアに2つの機能を有している

また、スタジオDIVAの構想時から「倉庫のようなスタジオにはしたくない」と思っていて、「シアター」をコンセプトとしたエントランスを設計しました。スタジオに足を一歩踏み入れたその瞬間から、撮影に携わる方々のクリエイティビティを刺激するような空間になっていて、スタジオDIVAに初めてお越しいただいたお客様は「こんな都心に、こんなハイエンドなスタジオがあるなんて…!」と皆さん驚いてくださいますね。

立地や設備、スタジオ内の環境を含めて、業界関係者の方々にも自信を持ってご紹介できる、自慢のスタジオになっています。

シアターをコンセプトとしたスタジオDIVAエントランス


ースタジオDIVAの実績について教えてください。

二本松:具体的なタイトル名をお伝えすることは控えますが、映画やミュージックビデオのほか、有名ゲームシリーズのカットシーン、ホラーゲームのインゲームモーション撮影、リズム&アドベンチャーゲームのファンイベントにおけるリアルタイム配信協力などの撮影実績があります。
また、現在自社オリジナルコンテンツ(*開発中のため非公開)の開発が進行中で、スタジオDIVAの最新設備や技術を社内外の幅広いコンテンツ制作に活用しています。

制作実績はこちら


ー スタジオDIVAが大切にしていることを教えてください。

二本松:スタジオメンバーの技術力向上をサポートすることと合わせて、相手の立場に立って想像力を働かせる「人間力」を重視しています。
スタジオでの撮影時は大人数での撮影となるケースが多く、事前準備や検証に多くのタスクが発生したり、撮影当日に突発的な対応が多々発生したりします。それぞれのタスクに都度対応していくのはもちろんですが、相手の立場に立って想像力を働かせたうえで、先回りして動くことが撮影の進行やクオリティにも反映されると考えているので、メンバー同士が日頃から密にコミュニケーションをとり、アイディアや改善策を思いついたらすぐに発言できるような雰囲気作りにも力を入れています。
技術力の向上に加え、人間力も成長していくことが「いいものが撮れた」と実感できることに繋がると思います。そのために、日々試行錯誤を続けていますね。


メンバー全員で創るスタジオDIVAの未来

ー これからの目標について教えてください。

二本松:
わたしたちは、スタジオDIVAの新設と同時にデジタルコンテンツ制作ブランド『DIVA』をローンチしています。近い将来、『DIVA』ブランドから、スタジオDIVAの高い技術力を活かした高精細なオリジナルコンテンツを生み出し、リアルとバーチャルの境界を越えていくような没入感のある映像体験を世の中に提供していきたいと思っています。
また、現在非常に多くのお問い合わせがあり、高い稼働率で撮影スケジュールが組まれている状況ですが、スタジオDIVAの設備と技術力をもっと多くの方々にご活用いただきたいとも思っています。


ーその目標を達成するために、どんな取り組みをされているのですか?

二本松:
目標を達成するために、「技術力の向上」「体制の強化」の2つに力を入れて取り組んでいます。

「技術力向上」では、特にVPスタジオ側のリアルタイム合成精度の向上に取り組んでいます。
バーチャルプロダクションでは、ポスト処理を行う通常のグリーンバック合成作業よりも、リアルタイムが故に、シチュエーションによっては合成精度が低くなる場面がどうしても発生します。バーチャルプロダクションを利用して撮影された映像作品が多々あるなかで、残念ながら「リアルタイム合成だから合成精度が低くても仕方ない…」と妥協したものも見受けられるのが現状です。
ですが、わたしたちは妥協することなく、リアルとバーチャルの境界を超える没入感のある映像体験を世の中に提供していくために、実運用に合わせた合成システム自体の改善提案やツールの自社開発を進めています。具体的には、システムの開発元と直接連携し、細かなにじみや残像を無くすアプローチや合成を追い込む機能追加の提案、撮影現場とソフトウェア内の照明を連携させる機能の拡充など、目標を達成するために、社内外を巻き込んだ技術的な研究開発を日々続けています。


「体制強化」では、これまでよりも、より積極的な採用活動に取り組んでいます。
現在スタジオDIVAには、オリンピックの放映に携わったメンバーや独学でプログラミングを学んだCGデザイナー、テレビ番組制作会社のディレクター経験者などが在籍しており、映像制作や技術開発における各専門分野においてトップクラスの知見をもつメンバーが集結しています。それぞれの得意分野をさらに研ぎ澄ましながら、新しい技術領域の拡張にも存分に取り組むことができています。
ただ、これからスタジオDIVAとしての目標を達成するためには、より専門的な知識・技術をお持ちの方や、映像制作に高い意欲を持った方々の協力が必要不可欠だと思っていますし、たくさんの方々にスタジオDIVAをご利用いただくためにも、現在ある既存のチームに加えて、もう1チーム作ることも必要だと思っています。
ですので、これからの採用では、「Unreal Engineに精通し高度なグラフィックの映像制作に取り組みたい方」や「モーションキャプチャーのサポートツール開発・保守の経験をお持ちの方」、「モーションキャプチャーのオペレーション経験をお持ちの方」、「映像制作に高い意欲をお持ちの方」など、専門的な知識・技術・高い意欲をお持ちの方を積極的に採用していきたいと思います。


ー新しく入社される方に期待することはどんなことですか?

二本松:
デジタルスタジオ事業を立ち上げて約2年が経過しましたが、これまでわたしたちは、メンバー全員で意見を出し合い、メンバー全員が「自分たちでこのスタジオDIVAを創り上げていく」という強い想いをもって、スタジオDIVAと共に成長してきました。現在は、メンバー全員が将来的なオリジナルコンテンツの制作を目標に、技術を追求し、試行錯誤を積み重ねていく、プロフェッショナルなチームになっていると感じています。
新しく入社される方には、まず業界・職種に関係なく、入社するまでに培われてきた知識や技術をメンバーに共有いただきたいですね。そして、様々な意見を出し合う土壌のあるチームなので、忌憚なく思ったこと・感じたことをそのまま意見としてぶつけて欲しいと思います。
その姿勢が、スタジオDIVA全体の技術力の向上、そしてオリジナルコンテンツのクオリティを高めることにも繋がると思っています。

わたしたちは現在、多くの才能を必要としており、積極的に採用を進めています。最先端の設備があり、リアルとバーチャルが融合する映像表現に挑戦できる環境が揃っているので、実写合成に興味がある方、最新のソフトや機材でフォトリアリスティックな映像表現をとことん追求したい方、新しいオリジナルコンテンツを生み出したい方は、ぜひ弊社のHPからご応募ください。
また、スタジオDIVAの見学にもできる限り対応したいと思っておりますので、ご希望される方はぜひお気軽にお問い合わせください。

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最後までご覧いただきありがとうございます。
これからも『D.COLORS』では、わたしたちの想いやカルチャー、技術などについてお伝えしていきたいと思っていますので、ぜひご期待ください。




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